手術室機器管理業務
ME機器管理室では手術センターに分室を設置し、職員が常駐しています。手術センターでは麻酔器、電気手術器、超音波手術器、内視鏡装置、手術映像管理システムなど医療機器を点検修理・調整しています。また、術中に医療機器トラブルが発生した際は手術の進行に影響を生じさせない迅速な対応を心掛け、患者さんの手術が日々、安全に行われるよう努めています。
ME機器管理業務
機器管理室では、病棟で使用する機器3320台の機器を中央管理しています。病院内で使用される医療機器を安全に効率よく運用するため、ME機器管理システムによる医療機器管理を行い、
輸液ポンプ・シリンジポンプ・人工呼吸器などの貸出返却業務やME機器が継続的な安全使用が状態で整備するため使用中の点検、使用後の点検、重点的なチェックを行う定期点検故障時の修理などの保守点検業務を行っています。また、医療機器の点検修理窓口を医療機器管理室に一元化し院内修理かメーカ修理かを見極め、コスト削減に取り組んでいます
ドクターヘリ
また,広島県ドクターヘリの基地病院として,広島ヘリポートに出向しドクターヘリで使用するシリンジポンプや呼吸器、AEDの月一機器点検を行っています。
新しく、ヘリに搭載する機器がある場合は実地テストにも立ち会い使用できる機器を把握管理していま
誘発電位業務
脳神経外科手術での手術支援業務として誘発電位測定業務をおこなっています。電気生理学的手法を用いた運動誘発電位(MEP)、体性感覚誘発電位(SEP)などの各種誘発電位を測定します。誘発電位を用いて術中の脳・脊髄機能を評価し、術後合併症が少ない安全かつ質の高い手術に貢献できるよう努めています。
デバイス関連業務
内視鏡業務
通常検査室7室、透視検査室2室ある内視鏡室に職員が常駐しており、年間およそ上部10000件、下部5000件、小腸DBE200件、小腸CE300件の検査と治療に対応しています。また検査や治療の介助業務だけでなく、内視鏡システム、スコープ、電気手術器等医療機器の調整やトラブル対応、点検・修理の機器管理業務、そしてスコープの洗浄管理業務に従事しています。日々多くの件数が行われますが、検査や治療が円滑に行われるよう、そして患者さんに安心して受けて頂けるように介助と管理の面から努めています。
胃・食道・十二指腸・大腸腫瘍に対してEMR(内視鏡的粘膜切除術)とESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)の介助業務を行なっています。治療の準備やセッティングに始まり、治療中の局注やナイフ等のデバイス操作、電気手術器の出力調整等を行い、安全かつ円滑に治療が行われるよう努めています。